AI関連の基礎知識

GPTのモデルについて

リソースAIで使用できるGPTには2つのモデルがあります。
ここでは、それぞれのモデルの特徴と紹介します。

項目GPT-3.5GPT-4
ユースケース簡単なテキスト生成、質問応答、翻訳、チャットボット、カスタマーサポート、メール返信など複雑なテキスト処理、専門的な質問への対応、リサーチ、ビジネス分析など
学習データ大量のテキストデータを学習し、幅広い知識を持つ。比較的早い段階で導入できるため、迅速に活用開始できるGPT-3.5よりさらに豊富なデータを学習し、より多くの知識を持つ。結果としてより幅広い質問に対応できる
タスク対応力文章生成、質問応答、翻訳など、さまざまなテキスト関連のタスクに対応可能。対応速度がやや早く、リアルタイム処理に適しているGPT-3.5の機能に加え、より多くのタスクに対応できる。より複雑な質問にも対応可能
精度一般的なトピックに対して正確な回答が可能。比較的シンプルなタスクに対して十分な精度を持つより精度の高い回答が期待でき、専門的な質問にも対応しやすい
コンテキストの理解会話の文脈や流れを理解して返答ができるコンテキストの理解力が向上し、会話や文章の流れに合った返答が可能
ビジネスでの活用GPT-3.5をAPIとして活用することで、システムやアプリケーションでの対応が可能。迅速な処理が求められるタスクにも適しているGPT-3.5の利便性に加え、より幅広いタスクに対応でき、システムでの活用がより容易に
ユーザーフレンドリーさ自然な言葉で会話ができ、チャットボットや対話型ツールとして使いやすいGPT-3.5の利便性に加え、さらにスムーズなコミュニケーションが可能
回答速度一般的に素早い返答が可能GPT-3.5と同様に迅速な返答が可能
費用GPT-4と比べて安価GPT-3.5と比べて高価